怒りと「現実」

ダイダラボッチ

2016年05月04日 21:04

機内で暴れる乗客、ファーストクラスの存在が原因?

「現実」はどんな情報を取り入れたかによって変わってきます。

アンガーマネジメント協会の代表理事・安藤俊介さんは「『べき』の違いが怒りを引き起こす」と説明してくださいましたが、選択理論で考えると、これは「上質世界にある価値観」や「価値のフィルター」として説明できると思います。
某都知事の確執も「知事だからこのくらい当然」or「税金の無駄遣いは許せない」という価値のフィルターの違いが引き起こしているのではないでしょうか?

上記リンクの記事でカナダ・トロント大学のキャサリン・ディセレス准教授は
「社会的に高い地位にある人が自分の地位を意識すると、反社交的で高慢な態度になり、思いやりが薄れる傾向がある」と言っていますが、そもそもどんな価値観.信念.信条を自分の上質世界に入れておくかは、自分が取る行動に大きく影響するので注意を払いたいですね。

ラ・ロシュフーコーの言葉
「我々は、幸福になるためによりも、幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである」
を自己評価をする際の指標になると思い出した記事でした。

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